ゴースト・イン・ウェルダン
AFFECTUS No.287 「囁くのよ、私のゴーストが……」 そう言ったのは『攻殻機動隊』の草薙素子だった。電脳技術が世界に浸透した近未来を舞台にしたこのアニメで、全身を義体化した(サイボーグ)草薙素子は、直感による […]
AFFECTUS No.287 「囁くのよ、私のゴーストが……」 そう言ったのは『攻殻機動隊』の草薙素子だった。電脳技術が世界に浸透した近未来を舞台にしたこのアニメで、全身を義体化した(サイボーグ)草薙素子は、直感による […]
AFFECTUS No.286 「ホダコヴァ(Hodakova)」というブランドの名を、聞いたことがある方はどれほどいるだろうか。僕自身も2022SSシーズンで初めて知り、スウェーデン出身のデザイナー、エレン・ホダコヴァ
AFFECTUS No.285 前任のトーマス・マイヤー(Tomas Maier)の後を継ぎ、ダニエル・リー(Daniel Lee)が「ボッテガ・ヴェネタ(Bottega Veneta)」の新クリエイティブ・ディレクター
ダニエル・リーが追うリック・オウエンスの文脈 投稿を読む »
AFFECTUS No.284 今、ジョン・ガリアーノが珠玉のコレクションを披露している。「メゾン・マルジェラ(Maison Margiela)」は、2021AWオートクチュールコレクションから新しい路線へ舵を切った。い
ジョン・ガリアーノとジャン=フランソワ・ミレー 投稿を読む »
AFFECTUS No.283 なるだけ幅広く、なるだけ客観的に。コレクションを見る時はそう心がけるが、どうしたって自分の心が揺れるデザインには偏りが生じてくる。モードの世界に魅了されてから20年以上が経った。どれだけ長
AFFECTUS No.281 ファッションを形容する際に多用される表現に「美しい」という言葉がある。この形容詞を、一度も用いたことがないファッションメディアはないのではないか。それほど頻繁に使用される形容詞であり、モー
AFFECTUS No.280 昨年、新型コロナウィルスの脅威が明らかになってから、ファッションデザインの潮流はそのスタイルが、エレガンスであれリラックスであれ、リアリティを重視するスタイルにシフトするコレクションが増加
現実的で幻想的な青い世界を見せるニナ・リッチ 投稿を読む »
AFFECTUS No.279 1960年代、ウィメンズウェアの歴史にミニスカートという概念を築いたデザイナーがマリー・クワント(Mary Quant)だ。クワントは、ロンドンのチェルシー地区で自然発生的に生まれていたミ
ニコラス・デ・フェリーチェはクレージュの未来志向を受け継ぐ 投稿を読む »
AFFECTUS No.278 自分が心揺れた服を着ることが楽しい体験なのだということを、初めて知る年齢は何歳だろうか。そんな疑問をふと抱くメンズコレクションを発見する。それが、ロンドンファッションウィークで遭遇した「エ