Y/プロジェクトは捩れ、錆び、汚れる
AFFECTUS No.311 僕が最近注目しているのが「NFTアート」だ。絵画や彫刻のように物質としてのリアリティを持つアート作品と比べ、デジタルアートは複製が容易で、どれが唯一の本物かを証明することは困難である。しか […]
毎シーズン、世界各地で発表される最新コレクション。その裏に隠れたデザイン哲学と構造を丁寧に読み解く。
AFFECTUS No.311 僕が最近注目しているのが「NFTアート」だ。絵画や彫刻のように物質としてのリアリティを持つアート作品と比べ、デジタルアートは複製が容易で、どれが唯一の本物かを証明することは困難である。しか […]
AFFECTUS No.307 僕は自分が「これは面白い」と感じたコレクションだけを書いている。もちろん、毎シーズン数多くのコレクションを見ていれば、魅力を感じないコレクションはどうしたって出てくるし、好き嫌いという感情
AFFECTUS No.300 主張の強さで、人の注目を集める。それはある意味、着用者の周囲を楽しませる服と言ってよく、そういった服の代表例として、光沢の陰影を上質感を持って浮かび上がらせるテキスタイルで仕立てたスーツ、
AFFECTUS No.299 2022SSコレクションのトップに登場するのは、スウェットの質感を思わせる半袖トップスとショートパンツという、モードのコレクションとは思えない最高にカジュアル&シンプルなスタイルだった。素
AFFECTUS No.290 印象派を代表するフランス人画家、クロード・モネ(Claude Monet)が1875年に描いた『散歩、日傘をさす女』を、実際に見たことはなくとも写真を通して見たことのある方はきっと多いに違
渡辺淳弥は、21世紀に日傘をさす女を蘇らせる 投稿を読む »
AFFECTUS No.283 なるだけ幅広く、なるだけ客観的に。コレクションを見る時はそう心がけるが、どうしたって自分の心が揺れるデザインには偏りが生じてくる。モードの世界に魅了されてから20年以上が経った。どれだけ長
AFFECTUS No.280 昨年、新型コロナウィルスの脅威が明らかになってから、ファッションデザインの潮流はそのスタイルが、エレガンスであれリラックスであれ、リアリティを重視するスタイルにシフトするコレクションが増加
現実的で幻想的な青い世界を見せるニナ・リッチ 投稿を読む »
AFFECTUS No.279 1960年代、ウィメンズウェアの歴史にミニスカートという概念を築いたデザイナーがマリー・クワント(Mary Quant)だ。クワントは、ロンドンのチェルシー地区で自然発生的に生まれていたミ
ニコラス・デ・フェリーチェはクレージュの未来志向を受け継ぐ 投稿を読む »
AFFECTUS No.278 自分が心揺れた服を着ることが楽しい体験なのだということを、初めて知る年齢は何歳だろうか。そんな疑問をふと抱くメンズコレクションを発見する。それが、ロンドンファッションウィークで遭遇した「エ
AFFECTUS No.275 2019年のデビュー以降、着実にファンを獲得し、ビジネスを成長させてきたピーター・ドゥ(Peter Do)。これまでコレクションの発表はビジュアルや映像を主としてきたが、今年6月、2022