メルヘン、クレージュ、オテイザ
AFFECTUS No.317 メルヘンと言われるスタイルがある。童話的な、幻想的なイメージを抱くファッションで、甘さや幼さが感じられ、主にウィメンズウェアの領域で現れることが多いスタイルだろう。今回取り上げる「オテイザ […]
毎シーズン、世界各地で発表される最新コレクション。その裏に隠れたデザイン哲学と構造を丁寧に読み解く。
AFFECTUS No.317 メルヘンと言われるスタイルがある。童話的な、幻想的なイメージを抱くファッションで、甘さや幼さが感じられ、主にウィメンズウェアの領域で現れることが多いスタイルだろう。今回取り上げる「オテイザ […]
AFFECTUS No.316 このブランドを今回のテーマにするかどうか悩んだ。なぜなら、近年取り上げる回数が多く、「またか」と思う人もいるだろうし、自分自身でもそう思ったからだ。しかし、やはり書くことにした。「OAMC
AFFECTUS No.315 ここ最近メンズウェアを取り上げる回数が増え、2022AWメンズコレクションが開幕してからは、さらにメンズウェアを書く回数が増えてしまった。基本的にはメンズ・ウィメンズという枠組みは意識せず
AFFECTUS No.312 2010年代後半からだろうか。ファッション界で、男女の境界を超えたジェンダーレスの概念が浸透し始めたのは。以前からメンズとウィメンズを同時発表するブランドは存在したが、昨今ではかなりの数の
正道から外れた男たちの一丁羅を仕立てるヨウジヤマモト 投稿を読む »
AFFECTUS No.311 僕が最近注目しているのが「NFTアート」だ。絵画や彫刻のように物質としてのリアリティを持つアート作品と比べ、デジタルアートは複製が容易で、どれが唯一の本物かを証明することは困難である。しか
AFFECTUS No.307 僕は自分が「これは面白い」と感じたコレクションだけを書いている。もちろん、毎シーズン数多くのコレクションを見ていれば、魅力を感じないコレクションはどうしたって出てくるし、好き嫌いという感情
AFFECTUS No.300 主張の強さで、人の注目を集める。それはある意味、着用者の周囲を楽しませる服と言ってよく、そういった服の代表例として、光沢の陰影を上質感を持って浮かび上がらせるテキスタイルで仕立てたスーツ、
AFFECTUS No.299 2022SSコレクションのトップに登場するのは、スウェットの質感を思わせる半袖トップスとショートパンツという、モードのコレクションとは思えない最高にカジュアル&シンプルなスタイルだった。素
AFFECTUS No.290 印象派を代表するフランス人画家、クロード・モネ(Claude Monet)が1875年に描いた『散歩、日傘をさす女』を、実際に見たことはなくとも写真を通して見たことのある方はきっと多いに違
渡辺淳弥は、21世紀に日傘をさす女を蘇らせる 投稿を読む »
AFFECTUS No.283 なるだけ幅広く、なるだけ客観的に。コレクションを見る時はそう心がけるが、どうしたって自分の心が揺れるデザインには偏りが生じてくる。モードの世界に魅了されてから20年以上が経った。どれだけ長