服の実験家マルタン・マルジェラ
AFFECTUS No.277 9月21日の夕方、僕は有楽町の映画館「ヒューマントラストシネマ」へ向かう。公開されたばかりの新作ドキュメンタリー『マルジェラが語る“マルタン・マルジェラ”』を観るためである。マルタン・マル […]
無名も有名も関係ない。出逢いたいのは想像を超えた体験を生み出すデザイナー。才能が問いかける美学と感情に迫る。
AFFECTUS No.277 9月21日の夕方、僕は有楽町の映画館「ヒューマントラストシネマ」へ向かう。公開されたばかりの新作ドキュメンタリー『マルジェラが語る“マルタン・マルジェラ”』を観るためである。マルタン・マル […]
AFFECTUS No.271 「トレンド」という言葉を耳にした時、どのようなイメージを持たれるだろうか? 一般的には「今人気のアイテム」「売れ筋商品」「流行のスタイル」といったイメージを、思い浮かべることが多いと思う。
AFFECTUS No.270 僕はYouTubeで探し始める。あのコレクションの映像を。ふと観たくなったんだ。発表から9年が経過していることに気づき、そんなにも時間が経っているのかと驚く。しかし、何年経とうが観たくなる
AFFECTUS No.263 “fashion”とは英語で「流行」を意味する。社会の変化によって人々の価値観が移り変わることで、消費者の心を捉える服のデザインは変遷していく。ファッションデザイナーたる者、確固たる自身の
AFFECTUS No.256 驚きのニュースという表現が用いられる時、そこには二つの可能性がある。ポジティブとネガティブの二つである。ポジティブな驚きを感じられるニュースなら喜ばしいが、残念ながら今回は後者だった。4月
アルベール・エルバスが見せた極上のエレガンス 投稿を読む »
AFFECTUS No.255 常々僕は、エディ・スリマン(Hedi Slimane)はウィメンズのデザインが得意ではないと思っていた。僕の服の好みが変わってきたために、今の僕は昔ほどエディのデザインに熱狂することはない
AFFECTUS No.248 僕がそのデザインを初めて自覚したと言えるのが、キコ・コスタディノフ(Kiko Kostadinov)の存在を知ったときだった。そのデザインと言われても、何のことかと戸惑うだろう。それは僕が
AFFECTUS No.235 ファッション業界を驚かせた発表からおよそ4ヵ月。10月4日、マシュー・ウィリアムズ(Matthew Williams)による新生「ジバンシィ(Givenchy)」の全貌がいよいよ明らかにな
AFFECTUS No.211 2010年代のファッションシーンに登場したデザイナーたちの中で、その影響力から僕がトップ3と考えるデザイナーたちがいる。一人目は、ストリート×マルジェラ×アグリーの方程式でファッション界を
ジョナサン・ウィリアム・アンダーソンという才能 投稿を読む »
AFFECTUS No.209 オリヴィエ・ティスケンス(Olivier Theyskens)はわずか21歳の若さでパリデビューを飾る。1998AWシーズンのことである。時代はヘルムート・ラング(Helmut Lang)