高橋盾は想像を超えた、さらにその先へ
AFFECTUS No.186 いつもハイクオリティのコレクションを見せるわけではない。シーズン毎に波は大きい。しかし、数シーズンに一度訪れるビッグウェーブは、恐怖に襲われるほど底の見えない才能を露わにし、そのことに僕は […]
AFFECTUS No.186 いつもハイクオリティのコレクションを見せるわけではない。シーズン毎に波は大きい。しかし、数シーズンに一度訪れるビッグウェーブは、恐怖に襲われるほど底の見えない才能を露わにし、そのことに僕は […]
AFFECTUS No.185 若く瑞々しい感性を持ち、屈託なく自由が魅力であった若者も、時が経ち年齢を重ねれば否応なしに環境は変わり、それまでの考えとは異なる生き方を強いられることがある。あるいは、自らが望んで新しい考
AFFECTUS No.184 水墨画が描かれた画仙紙を洋服へと仕立てかのような、オリエンタルな美とオクシデンタルな美が波紋状に一体化したニューウェア。ルーク・メイヤー(Luke Meier)とルーシー・メイヤー(Luc
AFFECTUS No.183 新年を迎え、モードファンが待ち望むコレクションシーズンの時期が近づいてきた。今月下旬にはパリメンズコレクションの発表が迫っているが、先月にはパリメンズコレクションの公式スケジュールが発表さ
AFFECTUS No.182 一人の人間が持つ趣向が一つとは限らない。アヴァンギャルドな服をデザインするデザイナーが、実生活ではシンプルで綺麗な空間を好んで生活することだってあるだろう。ある一面を見て、人間を断定するこ
AFFECTUS No.181 今日は、僕の体験した服に関係する光景から語りたい。その前に、まずはプロローグと言えるものから話していきたいと思う。 僕が生まれ育った神奈川県川崎市は、この約20年で再開発が成功し、劇的な変
AFFECTUS No.180 2020SSシーズン、ドリス・ヴァン・ノッテン(Dries Van Noten)が驚きのコレクションを発表した。ファーストルックからドリスらしからぬデザインの登場に意表を突かれる。現れたの
ドリス・ヴァン・ノッテンとクリスチャン・ラクロワが灯すファッションへの情熱 投稿を読む »
AFFECTUS No.179 服は布を裁ち、針と糸で裁断された布を縫い合わせていくことで完成する。言葉にすれば、服とはただそれだけのもの。けれど、そんな原始的に作られた服に創作の美が宿る。僕はその奇跡に何度も魅了されて
AFFECTUS No.178 ファッションは生鮮食品に例えられるほど、新鮮であることが重要視される。過去に発表されたファッションデザインについて詳細に語られることは滅多にない。「今」こそがファッションにとっての命。しか
今、クリス・ヴァン・アッシュのデビューコレクションについて語ろう 投稿を読む »
AFFECTUS No.177 新しいファッションは、それまでのメインストリームとは異なる場所から生まれることがある。それは決して珍しい現象ではなく、歴史を振り返ると証明されていることが理解できる。1980年代、東京から