怒りを纏うサルバム
AFFECTUS No.34 人間の感情は言葉に表れる。どんな言葉をどのように使うかで、言葉を発した人物の感情が垣間見える。「サルバム(Sulvam)」のデザイナー、藤田哲平のインタビューには苛立ちや焦燥、憤りが感じられ […]
AFFECTUS No.33 発表の場がニューヨークとは思えないほど、ビビッドでダイナミックなコレクションを発表しているブランドに、僕はここ数シーズン注目している。ブランドの名は、1974年スペインのマドリードでヘスス・
AFFECTUS No.32 ラフ・シモンズ(Raf Simons)のブランドディレクションは、革新ではなく更新と述べるのが適切だろう。ドラスティックにダイナミックにブランドを変貌させる方法は取らず、ブランドの伝統を尊重
AFFECTUS No.31 先日、久しぶりにドーバーストリートマーケット ギンザ(Dover Street Market Ginza 以下ドーバー)を訪れた。誰もが知るラグジュアリーブランドから、まだまだ荒削りなインデ
AFFECTUS No.30 もう新しいコレクションを見られなくなってしまい、悲しいブランドがある。そのような状況に陥る要因は、多くの場合、ビジネスに大きな問題を抱えた時だ。売れるか売れないかの世界はとてもシビアだが、そ
AFFECTUS No.29 2017SSオートクチュールコレクション期間中に発表された「ヴェトモン(Vetements)」の2017AWコレクションを見た時、僕は今この瞬間感じるこの感情を、可能なかぎり言葉にしたいとい
ヴェトモンの提案する「普通」が世界を変えていく 投稿を読む »
AFFECTUS No.28 今回のタイトルは、あるブランドのコンセプトをそのままタイトルとした。しかし、現在そのブランドはもう存在していない。1999年にスタートし、2004年に活動をクローズしてしまったからだ。活動期
自然であること、自由であること、美しくあること 投稿を読む »
AFFECTUS No.27 とても心地のいいショーを見せてくれるブランドがある。そのブランドのショーには派手な演出や舞台はない。生演奏で聴こえてくる音楽は、とてもシンプルなメロディで空間を澄んだ空気で満たす。生演奏をバ
AFFECTUS No.26 カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)は彼女のことを「クイーン・アン」と呼んだ。女性デザイナーの名は、アン・ドゥムルメステール(Ann Demeulemeester)。201
AFFECTUS No.25 ファッションに限らず、デザインはその時代の中心となる産業やモノに大きく左右されていく。そういう意味で現代の中心はインターネットを中心とした業界で、一番大きな転機になったのはやはりiPhone