デムナ・ヴァザリアの現在地
AFFECTUS No.289 ファッションを見て、怒りを覚えることが快感になっていた。こんな特異な体験を味わえたデザイナーは、彼が生まれて初めてだった。デムナ・ヴァザリア(Demna Gvasalia)のことだ。201 […]
無名も有名も関係ない。出逢いたいのは想像を超えた体験を生み出すデザイナー。才能が問いかける美学と感情に迫る。
AFFECTUS No.289 ファッションを見て、怒りを覚えることが快感になっていた。こんな特異な体験を味わえたデザイナーは、彼が生まれて初めてだった。デムナ・ヴァザリア(Demna Gvasalia)のことだ。201 […]
AFFECTUS No.288 「私の服を着るのに完璧も、美しさも必要ない。 私の服が着る人を完璧にし、美しくする。」 なんとも傲慢な言葉だ。そう思った方もいるだろう。しかし、この言葉を発した人物を、エルザ・スキャパレリ
AFFECTUS No.285 前任のトーマス・マイヤー(Tomas Maier)の後を継ぎ、ダニエル・リー(Daniel Lee)が「ボッテガ・ヴェネタ(Bottega Veneta)」の新クリエイティブ・ディレクター
ダニエル・リーが追うリック・オウエンスの文脈 投稿を読む »
AFFECTUS No.284 今、ジョン・ガリアーノが珠玉のコレクションを披露している。「メゾン・マルジェラ(Maison Margiela)」は、2021AWオートクチュールコレクションから新しい路線へ舵を切った。い
ジョン・ガリアーノとジャン=フランソワ・ミレー 投稿を読む »
AFFECTUS No.277 9月21日の夕方、僕は有楽町の映画館「ヒューマントラストシネマ」へ向かう。公開されたばかりの新作ドキュメンタリー『マルジェラが語る“マルタン・マルジェラ”』を観るためである。マルタン・マル
AFFECTUS No.271 「トレンド」という言葉を耳にした時、どのようなイメージを持たれるだろうか? 一般的には「今人気のアイテム」「売れ筋商品」「流行のスタイル」といったイメージを、思い浮かべることが多いと思う。
AFFECTUS No.270 僕はYouTubeで探し始める。あのコレクションの映像を。ふと観たくなったんだ。発表から9年が経過していることに気づき、そんなにも時間が経っているのかと驚く。しかし、何年経とうが観たくなる
AFFECTUS No.263 “fashion”とは英語で「流行」を意味する。社会の変化によって人々の価値観が移り変わることで、消費者の心を捉える服のデザインは変遷していく。ファッションデザイナーたる者、確固たる自身の
AFFECTUS No.256 驚きのニュースという表現が用いられる時、そこには二つの可能性がある。ポジティブとネガティブの二つである。ポジティブな驚きを感じられるニュースなら喜ばしいが、残念ながら今回は後者だった。4月
アルベール・エルバスが見せた極上のエレガンス 投稿を読む »