新境地を開拓するドリス・ヴァン・ノッテン
AFFECTUS No.98 ドリス・ヴァン・ノッテンという名前を聞いて、僕の頭に浮かぶイメージは刺繍やプリントに代表される民族的香り、エスニック&クラフトな技巧性と古典的優雅さを讃えるようなクラシズムだった。 今、時代 […]
AFFECTUS No.98 ドリス・ヴァン・ノッテンという名前を聞いて、僕の頭に浮かぶイメージは刺繍やプリントに代表される民族的香り、エスニック&クラフトな技巧性と古典的優雅さを讃えるようなクラシズムだった。 今、時代 […]
AFFECTUS No.97 エディ・スリマンが作り上げた世界を引き継ぎ、そこからさらに自身の世界を構築してメゾンの伝統と融合させ、モダンなサンローラン像を描くアンソニー・ヴァカレロ。前任者のエディとヴァカレロのサンロー
アンソニー・ヴァカレロが描く闇夜のサンローラン 投稿を読む »
AFFECTUS No.96 先月パリコレクションが閉幕し、2019SSシーズンの主要海外コレクションがすべて終わった。コレクションはネクストトレンドを占う意味でも、デザインの潮流が見えてくる重要な場でもあり、面白い時期
AFFECTUS No.95 ルイ ヴィトンのメンズウェアのアーティスティック・ディレクターに就任し、ファッション界の頂点にたどり着いた感もあるヴァージル・アブロー。もちろん、今後の評価はこれからルイ ヴィトンで発表され
AFFECTUS No.94 魅了されるファッションをデザインする。その点で、現在抜群のセンスを見せるデザイナーがいる。それは、ジョナサン・ウィリアム・アンダーソンだ。 今そのセンスを惜しみなく発揮しているのが、ロエベの
J.W.アンダーソンが、ロエベで時代をコンテンポラリーに切り取る 投稿を読む »
AFFECTUS No.93 パリコレクションに参加している日本ブランドの特徴として、「複雑さの重層化」を僕はこれまで何度か述べてきた。それら特徴が生まれた背景に、コム デ ギャルソンの存在があるのは間違いない。その日本
AFFECTUS No.92 売れるために、売れている服を作る。今市場で人気の売れ筋デザインをリサーチし、商品化する。または、自社の売上データから人気商品をピックアップし、その商品にアレンジを加え新商品として販売する。一
売れるために、売れている服を作らない -フィービー・ファイロについての考察- 投稿を読む »
AFFECTUS No.91 これまで僕はヨウジヤマモトについては何度も取り上げ、書いてきた。つまり、それだけ僕が山本耀司の才能を尊敬していることの証明だ。天から授かったカッティングの才能は世界随一。天才と称するのは大げ
タブーを犯す美しさ -ヨウジヤマモト1999SS- 投稿を読む »
AFFECTUS No.90 ロンドンコレクションが終わり、2019SSコレクションサーキットはミラノへ。グッチがパリに発表の場を移し、ミラノの存在感がますます薄れると感じていたが、ビッグスターが去ればニュースターが現れ
AFFECTUS No.89 16年間務めてきたルイ・ヴィトンのアーティスティック・ディレクターを2014SSシーズンで退任後、マーク・ジェイコブスは新たに他のブランドのディレクターに就くことなく、自らのシグネチャーブラ