ミニマリズムとマメ・クロゴウチ
AFFECTUS No.273 今や若手では注目度、実力共にNo.1と言ってもいいコレクションを披露する「マメ・クロゴウチ(Mame Kurogouchi)」。とりわけ、パリ・ファッション・ウィーク公式スケジュールでの発 […]
毎シーズン、世界各地で発表される最新コレクション。その裏に隠れたデザイン哲学と構造を丁寧に読み解く。
AFFECTUS No.273 今や若手では注目度、実力共にNo.1と言ってもいいコレクションを披露する「マメ・クロゴウチ(Mame Kurogouchi)」。とりわけ、パリ・ファッション・ウィーク公式スケジュールでの発 […]
AFFECTUS No.272 「ファッションの潮流がどう変化しようと、自分は、自分が興味ある美意識だけを探究するだけ」 彼のコレクションを見ていると、そんな声が聞こえてきそうだ。近年、キコ・コスタディノフ(Kiko K
主張するのではなく、疑問を投げかけるキコ・コスタディノフ 投稿を読む »
AFFECTUS No.268 このコラボレーションがニュースになり、しかしコロナ禍によってコレクション発表の延期を2回重ね、2021年7月、ようやく全貌が明らかになった。ジャン・ポール・ゴルチエ(Jean Paul G
AFFECTUS No.267 「これはデムナ・ヴァザリア(Demna Gvasalia)にとってベストバレンシアガではないか?」 僕はショー映像を観ている途中から、そう思い始めた。デムナが披露した「バレンシアガ(Bal
AFFECTUS No.266 2017年11月にアズディン・アライア(Azzedine Alaïa)が亡くなり、以降1979年に彼が創業したブランド「アライア(Alaïa)」は他のブランドのようにクリエイティブ・ディレ
AFFECTUS No.265 どんなに若く、自由を謳歌する若者でも必ず年齢を重ね、それまでの自分とは違う考え方、生き方を選ぶようになる瞬間は訪れる。それが自ら進んで受け入れた肯定的な選択によるものなのか、はたまた強制的
ジル・サンダーのメンズウェアは、ストリートキッズのためのユニフォーム 投稿を読む »
AFFECTUS No.262 「非現実的なファッション」と聞いた時、どのようなデザインをあなたは思い浮かべるだろうか? おそらく多くの方は、「いったいこの服を、どこで、誰が着るのだろうか?」という疑問を浮かべる異形で、
現実で非現実をデザインするステファン・クック 投稿を読む »
AFFECTUS No.261 ブランドカラーという言葉があるように、見るだけ聞くだけでブランドの存在を瞬時に脳内へ立ち上げる象徴となる色がブランドにはある。しかし、ブランドの象徴となるのは色に限らない。エディ・スリマン
AFFECTUS No.259 刺激というのは強いがゆえに面白く、何度も味わいたくなる。だが、何度も味わう内に刺激の強さだけに心地よさを感じることは難しくなり、穏やかな心地になれる体験を欲する瞬間が訪れる。世界の創造性が
AFFECTUS No.258 イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent )という名前には、孤高の響きと輝きがある。モード史に燦然と輝き、女性たちが新時代を過ごすにふさわしい新しい生き方を提案し、その生き